「新生児期」って、どんなもの?
産後すぐから始まる育児って、どんな感じ?
新生児とは、生後28日までの赤ちゃんのことをいいます。
生まれたてほやほやで可愛いのですが、お世話はとても大変。
特に、「新生児期が1番大変だった…」というママの声をよく聞きますが、なぜなのでしょう?
新生児期を振り返る
7:00 赤ちゃん・ママ起床
7:30 ママ朝ごはん
午前中 ずっと授乳(10分~1時間おき)・オムツ替え・抱っこ等
12:00頃 昼ごはん
午後 ずっと授乳(10分~1時間おき)・オムツ替え・抱っこ等
20:00~ 赤ちゃん就寝
22:00~7:00(夜間) 3~4回授乳
生後0ヶ月は、実母が勧めてくれ、実家に里帰りしていました。
自宅にいたらつい起き上がって家事など諸々をやりたくなってしまいますが、実家では実母頼り。
赤ちゃんが寝ている間は、自分が休息する時間にあててもらえました。
おかげで産後の身体の回復も順調。
そんな楽をさせてもらっていた状態でも「新生児期が1番大変だった…」とつくづく思うので、新生児ってすごいです…(^^;
授乳がこんなに辛いとは…
新生児は何が大変?
①母子ともに育児に慣れていない
②授乳の間隔が短い
③ママも産後1ヶ月未満
①母子ともに育児に慣れていない
第1子の場合は、大人だけの暮らしに、赤ちゃんが加わります。
とにかく、泣くしかできない赤ちゃんに、初めてのことだらけのママやパパはオロオロ…
2人目以降のお子さんの場合でも、赤ちゃんは千差万別。
「寝てくれるか」「母乳・ミルクをちゃんと飲めるか」「どの程度泣くか」。それは、本当に赤ちゃん次第です。
②授乳の間隔が短い
生まれたばかりの赤ちゃんの胃の大きさは、せいぜい20~30ml。
なので、ミルクや母乳をあげても、すぐにお腹が空いて泣き出します。
が、母乳の場合、3時間おきどころか、10分~1時間おきになることもしょっちゅう。
仮に2~3時間空くとしても、オムツ替え・泣いているのを抱っこしてあやす…などしていたら、あっという間に次の授乳の時間です。
③ママも産後1ヶ月未満
出産は、全治1年の大仕事。赤ちゃんを守っていた子宮は、元の状態に戻るまで産後数ヶ月かかります。
昔から「産後は水仕事禁止」「目を休めて」と言われているように、ここで無理をすると後々身体に響くことも…
そんなボロボロの状態でも、並行して赤ちゃんのお世話を行う必要があります。
しかも、産後は役所や会社への手続きもたくさん…
ママになってまだ少し。予想外だったことも色々起こります。
思ったより大変だったこと
色々考えて出産準備していたつもりでしたが、産後の「思ったより大変だった!」ことは以下の通りでした。
①マタニティブルーになった
②母乳育児にこだわりすぎた
③授乳がつらい・乳腺炎になった
①マタニティブルーになった
出産によるホルモンバランスの変化により、ママの心は一気に不安定になります。
しかも、コロナ禍。誰にも面会できませんでした。
「別にたいしたことじゃないのに」とわかっていても、涙が止まらず、不安な気持ちばっかりが大きくなっていく。
ママになった喜びや赤ちゃんの可愛さを感じるどころではありません。
産院の個室で赤ちゃんと毎日泣いていましたが、幸い、退院してからは治まっていきました。
不安や心配があって当然です。ぜひ、誰かに気持ちを打ち明けられるといいですね!
②母乳育児にこだわりすぎた
産前は「母乳が出なければミルクでいいや」と深く考えず、哺乳瓶やミルクも準備していました。
が、産後は「少しでも出るなら」と、とにかく母乳育児に一生懸命に。
後になったらどっちでもいいと思うのですが、一生懸命すぎて気づかないんですよね…
③授乳がつらい・乳腺炎になった
想像していた母乳育児と、現実との差が大きくて苦労しました。
現在1歳の今となっては、母乳・ミルク本当にどっちでもよかったです。笑
新生児育児を助けてくれたもの
①授乳ブラ
②哺乳瓶・ミルク
③周りの家族
①授乳ブラ
授乳ブラといっても、いろんな種類があります。
産前選んだものが合わず、産後慌てて、スウィートマミーで買い直しました。
授乳ブラでありながら、可愛い柄がたくさんあって、つくりもしっかりしています。
②哺乳瓶・ミルク
母乳の出具合は、産後になってみないとわからないもの。
不安な場合は、念のため揃えておいてもいいかもしれません。
私の場合、本当に助けられました。手元にあったからこそ、「頼ってみようか…?」と思えたのです。
これは産後でいいかな~と思うものは、買い物リストにあらかじめ入れておくのもおすすめですね!
③周りの家族
特に産後1ヶ月未満は、ママの休息と赤ちゃんのお世話が最優先です。
パパでも、ミルクであれば授乳できるし、沐浴だってできます。
頼れるものはなんでも頼りましょう!
出産を控えている方へ
産後すぐの育児は、とっても大変です。
慣れない授乳やオムツ替えをし、なぜ泣いているのか「?? わかんないよ~ごめんね~;」となりながら、とにかく抱っこしてゆらゆらして…
ですから、出産を今後控えている方には、
頼れるものはすべて頼って!
ほしいと思います。
ミルクでも、ご家族の方でも、育児を楽にする何かがあるなら何でも!
また、出産したらいきなり母性が芽生えて、「赤ちゃんってすごくかわいい! 赤ちゃんのためなら、なんだって乗り越えられる!」「母親だから、どんなことでも耐えられる!」…ということも、ありません。笑
例え赤ちゃんがすごく可愛く思えたとしても、しんどいものはしんどいです。
産後、様々な事情で自宅で乗り切ることを選ぶ方もいらっしゃると思います。
が、とにかく自分の身体と心を1番大事にしてほしいです!
お茶でも飲んで、ゆっくりいきましょう。(*^-^*)