とにかく辛かった授乳
約1年間続く、授乳。
今となっては懐かしい思い出ですが、産後0~2ヶ月の私にとっては長い闘いでした。
個人的な体験談なので、読み飛ばして頂いても大丈夫です(^^;
母乳育児のイメージと現実
産後、大変なのが「授乳」。
思えば、新生児時代から「卒乳 いつ」「断乳」ばかり検索していました。😅
こんなに大変なんて聞いてない~!
赤ちゃんが寝たわずかな隙間時間に、寝る間を惜しんで、授乳について検索したり、実母にたずねたり、少しでも楽になりそうな授乳関連グッズがあればネット注文したり。
産前はといえば、「母乳が出なければミルクでいいや」となんとなくイメージしていただけ。
一応哺乳瓶とミルクは準備したものの、母も妹も、「出すぎるくらい出たよ!」と言っていたので、なんとなく私も、母乳のみでいけるのでは?と思っていました。そういう家系?なのかもと。
絶対に「完全母乳育児」を目指していたわけではないけど、母乳っていいイメージがあるし。
ミルクは、缶のパッケージ裏を見ただけでも作り方が面倒そうだし、コストもかかるし…
多分いけるだろう。根拠のない自信。
授乳指導スタート
そして、出産。🐣
分娩1時間後、泣き出した我が子を「おっぱい吸わせてみようか」と助産師さんが連れてきました。
赤ちゃんの吸い付く力の強さに驚きました👀
「そうですよ。赤ちゃんは、生きるか死ぬかですからね」と助産師さん。納得でした。
その後は身体を休めて、翌日から改めて始まった授乳指導。
他に2人、ママさんがいらしたのですが、「赤ちゃんお腹すいてるみたい」と、1番先に我が子が到着していました😅笑
まだ出ないおっぱいを、初めは右左3分ずつ吸ってくれた赤ちゃん。
その後、ミルクを20mlあげました。
母乳もミルクも、何もかも初体験で、実感がわかないままです。
母子同室スタート・授乳練習
その後母子同室となり、2~3時間おきに授乳。
授乳姿勢にも抱っこにも慣れていないので、助産師さんのいる授乳室に通い詰めでした。
授乳前と授乳後で、赤ちゃんの体重をベビースケールではかるのですが、0~2gという誤差のような数字。😅
右左10分ずつ頑張ってこれなんだ(*_*;
ちょっとへこみますが、「こんなものよ~」と、助産師さんもなんでもない感じ。
産んだらすぐに出るわけではないのか…。
まだ出ないのに、左右10分ずつ頑張って吸ってくれる我が子が愛しくて、申し訳なくて…
まだ出ないので、ミルクをもらいにナースステーションに行きます。ごくごく飲む娘。
産後2日~母乳がにじんできた!
産後2~3日目、ようやくにじむように母乳が出始め、3日目には、口から黄色い初乳がこぼれる我が子。
満足そうな顔で可愛かったなぁ…。💓
そして産後4日目の退院前夜、スケールではかると、とうとう母乳量30g❗✨
その直後、赤ちゃんは用意していたミルクを飲みませんでした。
助産師さんに相談したら、「30出たの!? 頻回授乳が苦じゃなければ、母乳だけでやってみる?」とのこと。
せっかく母乳が出始めたのだからと、産後4日目の夜は母乳のみにチャレンジ。
↑夜間授乳中に見た、産院の廊下。ちょっと心細かったです。
頻回授乳にチャレンジ…乳首が痛い!
しかし、夜中に立て続けに5~6回授乳を繰り返したところでしんどくなり、明け方にミルク50ml飲ませました。
母乳だけでいこうとしたら、こんなに頻繁に飲ませないといけないのか;
その後は、ミルクを足す回があったり、なかったり。
1回あたり30分以上吸われる回もあり、乳首もだんだん痛くなってきた…💦 マメが…傷が…
乳首の保護クリームを、入院バッグに忍ばせておいて本当に良かった。
その当時の体験談を漫画で分かりやすく伝えてくれた、「はじめての妊娠・出産ハッピーガイド」には本当に感謝しています。
母乳育児で吸われて乳首が痛くなるなんて…
いよいよ退院
助産師さんより、「ミルクを足すのは40mlまでにしておいたほうがいいですよ。でないと、授乳の間隔が空きすぎて、おっぱいが張りすぎてしまいますからね」とのこと。
なるほど、頻回授乳を頑張れば、だんだん母乳量も増えてくるのかも。
近いうちに、母乳のみでいけるようになるかも…?
と期待した私ですが、そんなに順調にはいきませんでした。
(②につづく)